著名人に学ぶ リチャード・ブランソン他「ビジネススクールでは教えない100万ドルの授業 」
By : Murai Kiyomi -
普通の人とは異なるやり方の自己啓発。すごく簡単なことから、簡単なようで難しいことまで、試す価値あり。
日本でも、ビジネスで成功した様々な人の語録が本になったりします。ここ米国でも同様です。これは、Emotional Intelligence 2.0の著者である、Travis Bradberry(トラビス・ブラッドベリー)とKevin Kruse(ケビン・M・クルーゼ)がおこなった、様々な分野の”大いなる”成功者のインタビューの中から、普通の人とは異なるやり方をしている側面に注目して要約したものです。
意外と簡単なようで、難しいこと。また、”えっ、そんな簡単なこと。”と思うようなことも含まれています。自己啓発という観点から、読んでみてください。13リストされていましたが、そのうちの7つのみ抜粋しました。
They focus on minutes, not hours
時間は取り戻せないもの。1時間単位ではなく、1分単位で自分のスケジュールを管理する。
They focus on only one thing
生産性の高い人は、毎朝1-2時間、邪魔されることなく、集中して一つのことをする。
They do not use to-do-list
よく、メモにしてやるべきことのリストを作りますが(これを、To do listといいます)それをやめる、その代わり、やるべきことを全て自分のスケジュールに書き込むというのが、推奨されています。何故かというと、To do listの41%しか、終わらないので、逆にそれがストレスとなってしまって、良くないからです。Zeigarnik effectというのがそれです。自分が完遂したことよりも、完遂できなことのほうを覚えているという、心理状況です。
They use a notebook
ノートを常に携帯し、メモをとる。これは、Virgin Atlanticの総帥、Richard Branson(リチャード・ブランソン)が現実にしています。それなくしては、成功はあり得なかったとも言っています。
They avoid meeting all costs
会議はできるだけ避ける。これは、Mike Cuban(マーク・キューバン)のアドバイスです。その理由に、時間を食うこと、妥当でない参加者がいたり、ダラダラ討議し、結論に達しないで、時間も延長されることが多いなどが挙げられています。少人数で、ダラダラ話し合うのでなく、ポイントを明らかにし、効率よく運営し、時間管理をちゃんとおこなわないといけないとしています。
They do follow 80/20 rule
80/20ルールというのを聞いたことがあると思います。80%の結果は20%の活動で達成できるというものです。生産性の高い人はどの20%が結果をもたらすか、その判断が確かです。
They touch things only once
Eメールを一旦読んで、後で返事しようとすることって多くありませんか?成功している人は、ひとつのことに1度しか関わらず、それも5分か10分の短い間に判断を下し、戻って考え直すといったことはしません。その分、やり残して気になるといったストレスになりません。
上記は抜粋です。原文は以下のリンクよりアクセスできます。