ロズ・ブリューワー氏 スターバックスの最高執行責任者(COO)。化学者から経営上層部への道のり。(第一弾)
By : Murai Kiyomi -
ロズ・ブリューワー氏 スターバックスの最高執行責任者(COO)。化学者から経営上層部への道のり。(第一弾)
Roz Brewer(ロズ・ブリューワー氏)はスターバックスコーヒー会社の経営幹部
スターバックスの最高執行責任者(COO)であるロズ・ブリューワー氏が、化学者から経営上層部への道のりについて語ります。
編集(marie claire 誌)
2019年8月29日
スターバックスの最高執行責任者は科学者として彼女のキャリアをスタートさせた後、キンバリークラークとウォルマートのリーダーシップの役割を経て、サムズクラブの社長兼CEO(最高経営責任者)に就任しました。
シアトルに本拠を置き、ブリューワー氏は現在、北米のスターバックスの事業の経営責任を担っています。今年の2月に、彼女はアマゾンの社外取締役に就任しました。そこでは、彼女はダイバーシティ(多様性)とインクルージョン(包括性)の擁護者です。ここで、ブリューワー氏は、研究室から会議室までの道のりで学んだことを私たちに共有してくれます。
marie claire:あなたはキンバリー・クラークの化学者としてスタートしました。それはどのようなもので、どのようにしてリーダーシップの役割が始まりましたか?
Roz Brewer:私は研究室で4年間働いていました。私は二重の意味で少数派であり、採用マネージャーが早い段階で私の能力に信頼をおいていたかどうかはわかりません。通常、私は目立たない役割と難しい作業を与えられたので、結果を出さなければならないと知っていました。私はただ頭を下げて一生懸命働きました。私は結果を出ようになっていましたので、そのうち、自信が出るとかなり自分の意見を主張をするようになりました。私はより大きく、また注目の高い機会を求め始めました。たとえば、ビジネスミーティングに参加できますか?営業チームと一緒に旅行できますか?最終的に、私の役割が変わりました。
MC:キンバリークラーク社の後、ウォルマートで副社長職に就かれました。科学から小売にどのように飛躍しましたか?
RB:キンバリークラークの最高の指導者の下で勉強しました。 [元] CEOのトムフォーク氏は私の指導者の1人でした。また、ビジネスを徹底的に研究し、小売業を一から学びました。 STEM (Science, Technology, Engineering, and Mathematics) のバックグラウンドを持つことは有益だと思います。分析のスキルは非常に移転可能です。
MC:あなたが2012年にサムズクラブのCEOになったとき、他の小売責任者のオールドボーイズネットワーク**に参加するのはどんな感じでしたか?
RB:業界の会議に出席します。自分の肩書きを常に紹介し、自分の仕事を説明しなければなりません。すべてのCEOに対して同じことをするのですが、私にはそれを理解できませんでした。最初は、自分が適切におこなっていなかったのではないかと思いました。部屋を歩くと注意を引くことができますが、同僚の男性CEOの意識にはとどまらないようでした。
* 人種、性別、セクシャリティ、宗教、年齢、その他の多様性のこと。
**男性が社会で出身学校や同じような社会的階級同士で助け合い、影響しあうこと。
この記事は、米国 marie claire 誌の2019年9月号に掲載されました。
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